HONDA モンキー125 フロントブレーキパッドの交換 Vol.2

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モンキー125シンターメタルパッド

車体からブレーキパッドを取り外せたら

新しいブレーキパッドを同じように並べます。

 

古いブレーキパッドに付いたキャリパーや

ピストンの跡と同じ場所に

鳴き防止の為に新しいブレーキパッドに

耐熱グリスを塗っておきます。

ちなみにサーキット等を走るなら

熱でグリスが飛ぶのでグリスを塗っても意味がないですよ。

あと、ブレーキパッドがキャリパーに触れる部分にも

耐熱グリスを塗る事でパッドの離れが良くなる感じで

ブレーキのフィーリングが少し改善されますよ。

 

新しいブレーキパッドをセットする前に

指で2つのキャリパーのピストンを押し込んで

ピストンが飛びだしていない状態にします。

 

それから新しいパッドをキャリパーにセットします。

下側にある金属の板バネを押すようにセットして

矢印の隙間にパッドの端を固定します。

 

両方のパッドをセット出来たら

パッドピンを元に戻します。

このように下からパッドを押す事で

パッドピンをスムーズに回す事が出来ますよ。

 

このくらいパッド間の隙間があれば

スムーズにローターに噛ませられると思います。

後は逆の手順でキャリパーを固定し直します。

 

最後の仕上げにブレーキレバーを数回握って

先ほど指で押し戻したピストンを押し出しておきます。

これで作業終了です。

 

そもそもモンキー125のフロントブレーキは

そこそこ効きが良いのですが

シンターメタルパッドはそれよりもさらに上回る

制動力を発揮します。

特性的にはブレーキレバーを少し握った初期制動から

しっかり制動力が立ち上がるので

ブレーキパッドを変えた感をしっかり味わえます。

初期制動が強いとサーキットよりもむしろ

普段乗りやツーリング向きで

弱い力でも強い制動力を発揮するので

指の疲労を軽減する事が出来ます。

 
 
 
 
 

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