外付けフラッシュ(ストロボ)

外部フラッシュ(ストロボ)のメリットは、自由な方向に光を向ける事が出来る他に

カメラ本体のバッテリーをフラッシュに使わないので、カメラのバッテリーが長持ちして撮れる枚数が断然増えます。

チャージスピードも内蔵フラッシュより速いので、連続で撮影出来ます。

照射範囲も内蔵フラッシュより広いので広角レンズでも使えますね。

クリップオンストロボ

Canon スピードライト430EX II

うちのメインストロボです・・自立している姿は

まるでチョコボールのキョロちゃんみたいです。

ストロボとしてのほとんどの機能が詰まっていますので

大抵の事は、何でもこなせます。

EOS 7DやKissX5には、標準装備でワイヤレス機能があるので

離れた所に置いた430EXⅡを発光させる事が出来ます。

そのワイヤレス発光の為に自立出来る足が付属しています。

同時にカメラボディの内蔵フラッシュも発光するので

気軽に多灯ライティングを楽しめます。

首振りのロック構造は、ありがたい時と使いづらい時が両方ありますね・・

マニュアル発光時など、本体のボタンで直接操作する場合は

ボタンが小さいのであまり操作性が良いとは思えませんね・・

サンパック PZ42X

主に、補助光として使っているストロボです。

スピードライト430EXをシンプルにした感じでしょうか・・

430EXよりも軽いので、歩き回る時に使うとカメラを軽量化出来ます。

ボタンが2つしかないので、430EX2よりもボタンは非常に押しやすく

一見、操作性は高いように見えますが問題もあります。

光量を上げたい時などに、右のSELボタンは数字を

プラスの方向にしか上げられないので

何度もボタンを押して一週させて数字を減らす必要があります。

あと、15分間の放置で電源が勝手にオフになるパワーセーブ機能が

付いていて、その詳細設定が出来ないので、スレーブユニットを使って

発光させる場合、時々ボタンを押して起こしてあげないと

勝手に寝ている時があります。

それでも430EX2の半額以下の値段でこの明るさは驚異ですね。

チャージスピードもキヤノン純正並に速いです。

E-528のスレーブユニットと組み合わせると

明るい多灯ライティング環境を安価に実現できます。

実は3台所有していて、我が家の多灯ライティング環境の核です。


ハイスピードシンクロや後幕シンクロは出来ませんよ・・

Canon スピードライト 270EX

小さいし、本体には電源スイッチしか付いていないにもかかわらず

ハイスピードシンクロや、後幕シンクロ、ズーム機能(手動)

マニュアル発光、上方へのバウンスなど、なかなか侮れません。

最大のウリはコンパクトな所なので、外に持ち出しての撮影では

軽くて小さいので最強の機動力を持っています。

特にコンデジのGシリーズとの組合せてもちょうど良い大きさですね。

問題点があるとすればやはり、チャージスピードでしょうか・・

光量も状況によっては、足りているとは言えないので

割り切って使いましょう。

最近では、ワイヤレス発光に対応した270EXⅡが発売されています。


マニュアル発光での光量調整等は、全てカメラボディで行います。

サンパック PF30X CA-e II (キヤノン用)

価格に対しての明るさではサンパックが最強だと思います。

天井に向けてのバウンス機能も備えますし、軽いので使いやすいです。

E-TTL(自動調光)も良い感じですが、時々タイミングがずれて真っ暗な写真に・・

あと7Dには、対応していませんので認識しなかったのですが

サンパックに送るとファームフェアの書き替えで対応してもらえます。

送った日から2日で戻ってきました・・この対応の早さには驚きました。

7Dでも問題なく動作しています。

問題点は、E-TTL発光専用で、マニュアル発光が出来ません。

サンパック PF20XD

補助光として使っているフラッシュです。

他のフラッシュの光を関知して光るスレーブ機能がウリです。

プリ発光(E-TTL)にも対応したスレーブ機能なので

ソニーNEXシリーズや普通のコンデジにも使える所が良いですね。

もちろんカメラのシューに取り付けても使えますが

基本、マニュアル発光前提ですね。

コンデジのG12に取り付けても軽いのでバランスが崩れません。

室内でしか使った事が無いのですが、スレーブの反応も良いです。

気軽に多灯ライティングを可能にしてくれるアイテムで

特にソニーNEXと一緒に使います。

 

 

その他、照明器具・・

ニッシン ユニバーサルシューコード SC-01

フラッシュを自由な位置に持って行くためのアイテムです。

主に、カメラの横にフラッシュを取り付ける場合に使います。

バウンス機能の無い外付けフラッシュなら、手持ちすれば

自由な方向にバウンス出来るようになります。

三脚を使っての設置も出来るようにホットシューの裏にネジ穴もあります。

使い方次第で無限の可能性を秘めています。

外付けフラッシュが二つ装着出来ようになっていますが

同時使用は出来ません。スイッチで切り替えて使います。

エツミ E-6047

フラッシュを横置きに出来るステーで

フラッシュの高さ調節も出来るハイグレード版です。

キヤノン純正は高価なのでエツミで済ませます。

ストロボを取り付けるなら上のユニバーサルシューコードが必須です。

望遠レンズのような長いレンズを使った時やフードを装着した

時に出るケラレ(影)を防ぎます。

イベント会場での撮影では必須アイテムだったりします。

問題は、器材の重量がさらに重くなる所ですね・・


横からネジでフラッシュを固定する穴がありますがネジは付属していません。

フラッシュ側のネジサイズはM6なのですが、ピッチが一般的ではありません。

キヤノン純正のSB-E2のネジだけを取り寄せる事になるけど値段が高いです。

安く済ませるならタイラップで無理矢理固定するとか・・



エツミ E-528

クリップオンストロボに、他のストロボに反応するスレーブ機能を

持たせる事が出来るアイテムです。

我が家の多灯ライティングシステムの核で、ストロボの数だけあります。

ただし、上で紹介したPF20XDと違って

E-TTLのプリ発光(2回発光)に対応していません。

プリ発光対応のスレーブユニットにはUNP-7532がありますが

値段が高くなりますね・・(コンデジにも対応してくれますけど・・)

多灯ライティングでの撮影は、マニュアル発光しか使わないので

この安価なE-528で十分なのです。

つまり、マニュアル発光可能なフラッシュだと何でも使えます。

ただし、キヤノンの270EXを使う場合は注意・・

270EXは、270EX本体から直接光量調整が出来ないので

常に1/1のフル発光になってしまいます。

つまりE-528を使うには、ストロボ本体から

直接光量調整が出来るストロボに限られるという事になります。

ちなみにいつも、これを使ってストロボ5台を同時発光させています。

照明機材は持ち運びが大変なので、ストロボを活用しています。


エツミ E-6269

いわゆるビデオライトっていうやつですね。

単三電池2本で動作するLEDライトです。

LEDライトをカメラのシューに

固定出来るようにしただけのやつですね。

眩しいくらい明るいので、夜の動画撮影には十分使えますが

写真の撮影となると話は別です。

このライトを写真に生かすには、三脚を使ってスローシャッターで撮ります。

 

ゴリラポッド

激安なのでたぶん中国製のまがい物だと思います・・

少し頼りないですが、軽いストロボを固定するのには使えます。

ホットシューにもネジにも両方対応している所はありがたいですね。

工夫するといろんな所で使えそうです。

弱すぎる時はボンドで固めてしまえば、かなり強固なミニ三脚になります。

 

 

 

 

ミニ三脚

ストロボにエツミのスレーブユニットE-528を装着すると

自立出来なくなるので、必ず足が必要になります。

↑のゴリラポッドよりも自由度は少ないのですが

安定性はこちらの方が高いです。

雲台の上部は、樹脂製で可動式なので重いストロボを乗せるには

少々不安になるような剛性だったので

ボンドで固めて信頼性を向上させてます。

ストロボ+E-528+ミニ三脚で多灯ライティング環境が作られています。

ストロボを床に置いたり、棚に乗せる時に使います。

 


足が伸びないエレコムのミニ三脚も持ってますがほとんど同じ仕様です。

O-Flash リングライトアダプタ

ほとんどが樹脂で出来ていて、かなり安っぽい質感で

なんだか手作り工作感がいっぱいの商品ですが

手持ちのストロボをリングフラッシュ風にしてくれるアイテムです。

リングフラッシュってかなり高価なので貧乏人は

これを使うしかないのでしょうか・・

比較的安価で買えるLEDのリングライトでは

どうしても光量が不足しがちですが

一応ストロボを使っているので光量はLEDより遙かに上です。

問題があるとすればそれはただ、デカイという事だけです。

持ち運びが非常に困難な事と、手に持って撮影する時も

重くなりますし、煩わしくて撮影しずらいです。

ストロボの頭に、このアダプタの重さが乗ってきますからね・・

ポートレイトでアイキャッチを入れる為に使うとしても

カメラを縦に構えるのに、結構無理が生じる感じです。

マクロレンズで被写体に近づいても

レンズのケラレはこれで十分防げますけどね・・

まあ、これ1灯だけで使ってもあまり良い絵は撮れないでしょうね・・

他の照明と組み合わせて使うのがベストです。

一応、改良してアルミテープを内側に張って光量落ちを軽減しています。

 


サイズはF165を使用。

100円ショップの白い紙

撮影用のちゃんとしたのは、値段が結構高いので

100円ショップの白い紙を使います。

分厚くて頑丈で、出来るだけ白いのがお勧めですね。

小物をブツ撮りするなら100円ショップの紙で十分ですね。

ポートレートに使うなら大きなバックペーパー(背景紙)が必要ですが・・

あと、床に敷くとレフ板としても使えますよ。

 

多灯ライティングを気軽に・・

複数のフラッシュを同時発光させたり、照明を組み合わせて撮影する事は、スタジオの現場では当たり前・・

それを家や出先で気軽に楽しみたい・・そして出来るだけ出費を抑えたいですよね・・

多灯ライティング環境を安価に整える為に誰しもが最初に思う事・・

580EXⅡを買う金があるのなら、430EXⅡを2つ買って多灯ライティング環境を

整えた方が幸せになれるんじゃないかと・・

しかし、430EX2はマスターストロボとして機能しないので

カメラ本体に取り付けた430EX2と、遠くに置いた430EX2を同時発光させる事は出来ないのです。

580EXⅡを売るための仕様ですかね・・

つまり、ワイヤレス環境で同時発光させるには、それなりのお金がかかるという事ですね。

一番安くつきそうなシンクロコードを使ってのストロボ同時発光は、コードだらけになって足をひっかけそうだし・・

5Dや7Dなら直接本体にシンクロコードを繋げられますが、Kissシリーズではホットシューアダプタが必要です。

やっぱり気軽なのは、ストロボの発光を感知するタイプのスレーブユニットで同時発光させた方が楽でいいと思う今日この頃です。

もちろん、他人のフラッシュにも反応するという問題点もあるけど

イベント会場や集団撮影会で多灯ライティングはしないし・・大概、カメラマンは自分一人でしょ・・

という事で今の所、室内で一人での撮影では、E-528等のスレーブユニットを使っての

ストロボを同時発光させるのが一番お勧めという事になりますかね・・ストロボ3台あれば大抵の事は出来るかと思います。

スタジオのような蛍光灯の照明機材が欲しい所だけど、持ち運びが厳しいし

大きいので保管するのに倉庫がいりますよね・・どうしても個人で撮影をやるにはストロボになってしまいますね。

もどる