PCX e:HEV トランスミッションオイルの交換

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今回はPCX e:HEVのトランスミッションオイルを交換しますが

ホンダではファイナルリダクションオイルと呼ばれています。

用意するのはエンジンオイル交換の時に余ったオイルと

銅ワッシャー(90495-MN5-000)×2枚です。

あとオイルを注入する道具として

オイル挿しがあるとスムーズにオイルが入ります。

 
JK型PCX銅ワッシャー

ちなみに銅ワッシャーは

純正と比べると若干幅が狭いのですが

8mmサイズなら汎用品の銅ワッシャーでも使えますよ。

 
JK型PCXトランスミッションケース

それでは作業編ですが

後輪の車体左側にトランスミッションオイルのドレンボルトがあり

赤矢印がドレンボルトで

黄矢印がオイルを入れる側のボルトです。

 

ドレンボルト下にエンジンオイル交換に使った

廃油処理ボックスを置いてから

ドレンボルトから外します。

 

工具を使うのは数周程度で

後は素手で外した方が早いです。

 

オイルを注入する側のボルトも外す事で

早くオイルが抜けますよ。

 
JK型PCXトランスミッションオイル交換

トランスミッションオイルが出てきました。

 

オイルが抜けている間に新品の銅ワッシャーに交換します。

 

オイルを注入する側のボルトの銅ワッシャーも

新品に交換します。

オイルを注入する側のボルトは短いので

間違ってドレン側に挿さないように。

 

オイルが落ちてこなくなったらドレンボルトを締めます。

規定締め付けトルクは23N-mですが

オイルが付着していると23N-mでも

締め付けすぎてしまう可能性があるので

1/4回転以上は締め付けないように注意します。

 

それではエンジンオイルを

トランスミッションケース(ファイナルリダクションケース)

に注入します。

今回はスポイトを使ってみましたが

オイル挿しと比べてるとかなりの時間が掛かるので

やめた方が良いですね。

 
JK型PCXトランスミッションオイル注入

オイルを注入する量は0.12L(注入口の下面)なので

オイルが少し溢れてくるまで入れればOKです。

 

オイルが溢れてきました。

 

オイルが垂れてこなくなったらボルトを元に戻します。

規定締め付けトルクはドレン側と同じ23N-mですが

ここも締め付け過ぎには注意です。

トランスミッションケースに付いたオイルは

パーツクリーナーを吹いて拭き取って清掃しておきます。

 
   
 
 
 

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