SUZUKI アルトワークス シートレールアダプター Vol.3

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HA36Sシートスライド量

シートをもっとも後ろに下げると

ノーマルの助手席に対して運転席側の方が

少し後ろに下がっている事が分かりますね。

シートのスライド量はほぼ同じなんですが

前側を削って後ろ側に多く移動出来るようにオフセットされています。

シートをもっとも前にして運転している人はほとんど居ないと思うので

身長が高い人にとってはこれはかなり有り難い仕様ですね。

 

純正の土台と比べて背もたれ部分は

35ミリ以上低くなっていますね。

シートを下げすぎると死角が増えるので

街中の走行を考えると

このくらいのダウン量の方がベストに思えます。

シートの位置をダウンさせると

シフトノブも近くなるので操作しやすくなりますし

ペダルを踏む角度が変わってくるので

より適正なドラポジを取れるようになりますが

ステアリングと高さが合わなくなったり

ペダルが近くなりすぎたりする場合があるので

ステアリングの交換や延長作業を行って

位置を調整しないといけない可能性が出てきます。

 

次は高さを微調整する為に

M20(内径21ミリ)の平ワッシャーをスペーサーとして使ってみます。

シートを固定しているボルトにより強い負荷が掛かるようになるので

強度的にお勧めは出来ません。

 

M20のワッシャーってどんだけ大きいの使うんだよ

と思われるかも知れませんが

あの溶接部分が問題になります。

 

M20のサイズだと溶接部分を避けられるので

しっかりシートのフレームと密着させられます。

ワッシャーを2枚ほど噛ませると

飛び出してるいる部分とほぼツライチになるので

高さに影響してくるのは3枚目からです。

 

4枚ほどワッシャーを重ねました。

出来るだけワッシャーがズレないようにする為と

接地面積を稼ぐ為に

最後にはM8の幅広ワッシャーを取り付けています。

 

後は普通にボルトを固定するだけですが

ワッシャーが横にズレないように手でサポートしながら

ボルトを締める必要があります。

 

ワッシャーを4枚噛ませると

20ミリダウンくらいに抑えられました。

実際に運転してみるとシートのダウン量よりも

シートの前後の角度の方が影響が大きいので

ほとんどシートを下げなくても前後フラットにするだけで

運転している時は足がかなり楽になりました。

 
 
 
 
 

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