SUZUKI アルトワークス 社外品インタークーラー Vol.3

HOME - GARAGE - ALTO WORKS - Large intercooler

HA36Sアルトワークスインタークーラー比較

上:トラスト インタークーラー 下:純正インタークーラー

それでは最後に走行テストを行い

純正インタークーラーと

社外品インタークーラーを比較してみますよ。

注目すべき点はINT(インテーク)の吸気温度で

ブースト圧に比例して温度が上昇します。

ちなみに走る前では1度ほど差がありますが

停車時の吸気温度は少し走るとすぐに下がるので

ほとんど影響しない事が分かっています。

それでは同時にスタートさせますよ。

 

2速レッドゾーンまで加速してシフトアップする状態ですが

両方とも吸気温度が上がっていますが

今の所全く同じ温度ですね。

 
イグナイトVSD用ハーネスセット

3速5500回転あたりでぐんぐん吸気温度が上昇していますが

トラストの方が1度ほど低い吸気温度になりました。

 
アルトワークストラストインタークーラートラストインタークーラー

3速6500回転付近ですが

1度ほど低い吸気温度を保っています。

 
HA36Sアルトワークス純正インタークーラー

3速レッドゾーンあたりで

トラストのインタークーラーが2度ほど差が広がりました。

 
HA36Sアルトワークス純正インタークーラー

さらに加速して4速6000回転あたりですが

差は1度ほどになりこのまま

スピードリミッターに当たるまで1度の差でした。

スピードメーターを見ても分かる通り

純正インタークーラーと加速性能は全く同じでした。

 
HA36Sアルトワークスインタークーラー比較

トラスト製インタークーラーのインプレッション

純正インタークーラーとの吸気温度の差は

1度ほど冷えるという結果になりました。

インタークーラーのサイズの割には

冷えていない印象ですね。

冷えなかった理由は写真を見ても分かる通り

空気の通り道が純正の方が細いので密度が高く

面積あたりの冷却性能はおそらく

純正インタークーラーの方が高いと思われます。

トラストのインタークーラーは吸気抵抗を抑える為に

空気の通り道が広く、コア全体の面積を生かして

冷却させている感じなので

純正を流用した小さいダクトではコア全体に

空気をうまく当てる事が出来ていないように思えます。

なので、街中を普通に走っていても加速のフィーリングが

明らかに純正インタークーラーとは違うのは

吸気温度の違いではなく

吸気抵抗が減った事による影響だと思われます。

 
HA36S社外品インタークーラー

このインタークーラーを生かすも殺すも

空気を導入するダクト次第といった感じで

少なくとも純正のダクトを使っている状態では

この程度の冷却性能に止まっているようですね。

 
 
 
 
 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3

 

HOME - GARAGE - ALTO WORKS - Large intercooler