SUZUKI アルト F ラムエアーインテークシステム Vol.1

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HA36Sアルトのエアインテーク

今回はアルトFのラムエアーの吸気システムを作ります。

NA(自然吸気)エンジンならではのインテークシステムで

加速すればするほど風圧で空気がエンジンに押し込まれるので

出力が上がる仕組みです。

レース直系のスーパースポーツのバイクでは

当たり前のように採用されている吸気システムで

NAエンジンで考えられる最強のインテークですが

いうてもラムエアーの効果がより効き始める

時速140Km/hでリミッターが効いて加速が止まるけどね・・

 
HA36Sアルト純正エアクリーナーボックス

まず用意して頂きたいのは

アルト純正のエアクリーナーボックスの下側です。

オークションや解体屋で手に入りますが

相場的には3000円前後くらいですね。

大抵は上側やホース類も付いてきますが下側だけを使いますよ。

ちなみにNA用のエアクリーナーボックスは

商用バン(MT)とAT用がありますが

エアクリボックスの下側は同じなのでどちらでも使えます。

もちろん今使っている

純正のエアクリーナーボックスを使っても良いのですが

穴空け加工をするので元に戻せなくなりますよ。

とりあえず今使っているボックスを加工して

ゆっくり時間を掛けて純正のエアクリーナーボックスを

探しても良いんですけどね・・

ちなみにターボ用のエアクリボックスの下側は

NAとは固定するツメの位置が違っていて

そのままの状態では上下を合わせる事が出来ないですよ。

その違いはアルトワークスのページで詳しく説明しています。

 
因幡電工化粧カバー

インテークのホース部分には

因幡電機の配管化粧カバー(SF-77-500-K)を用意しました。

長年ダクトやインテークとして使っている樹脂のホースです。

様々な大きなが選べますが

77の口径がベストというかちょうど良かったです。

SF系とLDF系がありますがつなぎ目の形状が違うだけですが

形状的にインテークとして使うにはSFの方が適していると思います。

500の数字は長さです。

 

それではさっそくボックスの下側を先に加工していきますよ。

まずはこの飛びだしたホースの取付口をノコで切り落とします。

 

切り落とすとこんな感じになりました。

次は30パイのホルソーを使って穴を広げます。

電動ドリルだと一瞬で穴が空きますが

樹脂なので手廻しドリルでも簡単に穴が空くと思います。

 

エアコンダクトを当ててみて大きさを見ながら

5ヶ所に荒く穴を開けました。

少し狭めに穴を開けるのがコツです。

 
HA36Sアルトエアクリボックス加工

出来るだけ大きいカッターナイフを使って穴を整えます。

ここで穴の大きさを微調整をするので

ドリルを使っての穴開けの時は狭めに開けるのです。

エアコンダクトのくびれ部分がちょうど切り口に

合うように削り落としますよ。

ボックスの加工はこれで完了です。

 

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