YAMAHA シグナスX SR 社外品マフラーの消音 Vol.1

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今回は社外品マフラーを静かにさせてみたいと思います。

もちろん、社外品マフラーの長所である加速性能は

そのまま維持させるのが目標ですが、出来るだけ消音させて

政府認証マフラー並の音量まで落としたいと思います。

まずは気軽に出来るバッフルを交換する事で

消音させてみたいと思います。

 

まずはNプロジェクトのバッフルを使ってみます。

外径が58パイ(57.5ミリ)で内径が23パイなので

サイレンサーに標準で取り付けてあるバッフルと

全く同じサイズなので何も変わらないのですが

逆向きに取り付ける事で音量を抑える事が出来ます。

ちなみに標準で取り付けてあるバッフルは

ナットとボルトで挟んで固定するタイプなので

取り付ける事が出来ません。

逆向きに取り付けるには、ナットとバッフルを溶接して

固定する必要がありますね。

 

アイドリングの排気圧では違いがほとんどありませんが

エンジンが高回転域になると

単気筒エンジン特有の強い排気圧では

バッフルの出口から一気に広がり、周りの壁にあたる事で

炸裂音のような音が発生します。

このようにバッフルを逆向きに取り付けて

出口を飛び出させる事で周りに壁がなくなり

炸裂音が発生しなくなくなります。

音を収録してきましたのでお聞き比べください。

標準バッフル(アイドリング音)

標準バッフル(加速音)

Nプロジェクトバッフル(アイドリング音)

Nプロジェクトバッフル(加速音)

高回転域での音圧は平均で1dBほど落ちました。

音量というか音質が変化した事が一番大きいですね。

炸裂音のような高音域の音がなくなったので

走っていても耳障りが良い音質になりました。

 

次はデイトナのバッフルを取り付けてみます。

このバッフルは、内径が20パイと小さく

かなりの低音を軽減する事が期待出来ますね。

もちろん炸裂音を消すために逆向きに取り付けています。

それでは排気音を比べてみます。

標準バッフル(アイドリング音)

標準バッフル(加速音)

デイトナバッフル(アイドリング音)

デイトナバッフル(加速音)

高回転域での音量は、Nプロジェクトのバッフルより

さらに1.5dB下がりました。

アイドリング時でも約1dBほど音圧が下がりました。

やはりバッフルの口径を絞る事は

消音するのに最もてっとり早いやり方ですね。

ちなみに加速性能は標準バッフルでも

デイトナのバッフルでもほぼ同じでした。

 

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