HONDA CT125 リチウムイオンバッテリーの取付 Vol.2

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フタが外れたらマイナス側のターミナルから外していきます。

ボルトを外す時はネジ山を保護する為にも

なるべく8ミリのソケットで外した方が良いのですが

CT125の場合、個体差によっては

ボルトの頭とターミナルとの隙間がほとんど無いので

プラスドライバーで外す事になりますね。

 

マイナス側を外したらゴムカバーをめくってプラス側を外します。

 
CT125純正バッテリー取り外し

これでバッテリーを取り外せます。

 

純正バッテリーと同じサイズのバッテリーに交換するなら

何も考えなくても逆の手順で作業を行えば良いのですが

今回は純正バッテリーよりも大きい

リチウムイオンバッテリーに変えるのでフタが使えなくなります。

ちなみに純正と同じユアサの鉛バッテリーなら

YTZ6VGTZ6Vと同じサイズになります。

 

こんな感じで端子を下に向けてバッテリーを差し込み

取付時は先にプラスのターミナルから固定してから

マイナス側を固定します。

純正バッテリーとは端子を固定する向きが違うので

ナットは上からボルトを固定できるように予め仕込んでおきます。

 

バッテリーを底に設置したら

上側に隙間が空くので付属のスポンジを差し込んで

バッテリーを固定します。

粘着テープは使わなくて良いので紙を剥がさずに使います。

 

横から見るとこんな感じで少し飛び出していますが

バッテリーカバーは問題なく取付出来ました。

 

後はバッテリーケースカバーに取り付けてあった

ヒューズボックスや赤いコネクターは

隙間に適当に押し込んで

カバー類を元に戻す時に邪魔にならないようにします。

結束バンドを使って他の配線と固定しても良いですね。

 

他の電装品を付けて配線が増えても

こんな感じでスペースには余裕がありました。

フタに取り付けてあった予備のヒューズは小袋に入れて

ここに保管するか他の場所に携帯しておきます。

後はカバー類を元に戻せば

リチウムイオンバッテリーの取付作業は完了です。

 

リチウムイオンバッテリーの効能は

軽量化出来る事よりも

特に単気筒エンジンには失火を防ぐ効能の方が大きく

負荷に強く電圧降下が起きにくい事や

元々少し高めの電圧により

スパークプラグから放たれる火花が強くなります。

その為、加速のフィーリングでは

特に走り出しから3000回転あたりまでのトルクが分厚くなります。

 
 
 
 
 

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