CT125 エアクリーナーボックス撤去後の処理 Vol.3

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樹脂板とマジックテープ

次は激しい雨の日にでも走れるように

エアフィルターのレインカバーを作りたいと思います。

今回用意したアイテムは

厚さ1ミリの300×300の樹脂板(塩ビ板)と

強力なマジックテープです。

写真にある両面テープは使いませんが

レインカバーを脱着しない場合は

マジックテープを強力な両面テープに変えても良いです。

今回は黒い塩ビ板を使いましたが

透明なペット樹脂の板に変えると

シースルーのカバーも作れますよ。

ペット素材の樹脂の方が強度が高いというか

柔軟性が高いのでどれだけ曲げても絶対に割れません。

黒い樹脂板も基本的には割れませんが

気温が5度以下になるような環境では

曲げた時に割れやすくなるので

ドライヤーやヒートガンで板を軽く暖めてから曲げます。

 

それでは作業を行いますが

樹脂板を車体に当てて必要な長さを確認し

樹脂板に切り取る所に印を入れハサミでカットします。

写真では20ミリと書いてありますが

そこにマジックテープを縦に貼るので

使うマジックテープと同じ幅(今回は25ミリ)の

貼りしろを作っておきます。

 

ハサミで樹脂板をカットしたら

大体半分くらいのサイズになりますが

さらに樹脂板の上面を

車体のカバーにフィットするように折り曲げて形を作ります。

上側は後にカバー側にあるツメに通すので

ツメをしっかり覆える程度に残します。

下側も同じように折り曲げて

下からの雨の進入を防ぐ形にしますが

車体側に板が干渉するなら

当たってキズが付かないようにハサミでカットします。

 

基本的にここのカバーのサイズは自由なんですが

今回はカギをシリンダーに挿して回した時に

干渉しないサイズに抑えました。

もっと大きなカバーを作る場合は

カギの部分だけをカットしても良いですね。

 

車体に合わせて板を曲げると

こんな感じの形状になりました。

 

車体のカバーと重なる貼りしろの部分に

マジックテープの片方を貼り付けます。

 

車体側のカバーの裏側にも

マジックテープのもう片方を貼り付けます。

 

カバーと樹脂板を重ね合わせると

上側にあるツメの所に当たるので

ツメに当たる所にマジックで印を入れるかキズを入れます。

 

印を入れた所に千枚通し(穴あけ錐)を使って

4カ所に穴を開け

その穴からカッターナイフでカットします。

 

こんな感じでツメに固定します。

穴は小さめに作っても

樹脂板は柔らかく柔軟性があるので

押し込むとそこそこ通ります。

 

という事でこんな感じに仕上がりました。

 
CT125エアフィルターカバーレイン仕様

外から見るとこんな感じになりました。

これで雨の日でも安心して走れると思います。

 

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