HONDA クロスカブ110 ダブルシートの取付 Vol.2

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こんな感じに仕上がりになりました。

シートを付けるまでの下処理は長かったのですが

次からシートを取り替える作業は

ナットを2つ外してヒンジまわりのパーツを移し替えるだけなので

1分もあれば取り替える事が出来ますよ。

 

シートが後ろに長くなった事で

純正シートよりも後ろめにゆったりと座って

運転する事が出来るようになりましたが

今度はチェンジペダルの操作性が悪くなるので

後ろ上がりの角度を水平に近い角度に変えます。

 

チェンジペダルの真ん中の根元にある

六角ボルト(10ミリ)を完全に外します。

ちなみにペダルの初期位置は

写真のように切り欠きが真下に来る位置ですよ。

 

ステップのアームに当たるくらいまで

手前にペダルをスライドさせると

自由に角度を変えられるようになります。

角度が決まったら逆の手順で元に戻すだけです。

 

上が工場出荷時で下が今回調整した角度です。

ギア一山分でこれだけ位置が変わりますよ。

これで後ろめに座っても

チェンジペダルの操作に影響しなくなります。

 
クロスカブ110純正シート

ダブルシートのインプレッションなんですが

ダブルシートは万能ではなく

当然、純正シートと比べて劣る所もあります。

まずはシートの幅なんですが

純正シートでは一番幅が広い所で300ミリ近くありますが・・

 

ダブルシートでは220ミリほどしかありません。

クッションの厚みも純正シートの方がボリュームがあるので

長時間乗ってもお尻に優しいのは純正シートなんです。

 
クロスカブ110ダブルシート

なので2時間以上走る場合は純正シートの方が適しています。

ダブルシートの場合はお尻の位置を後ろに持っていけるので

ステップまでの距離を足の長さに合わせて

適正に保つ事が出来ます。

お尻に対しては純正シートの方が優しいのですが

足に対してはダブルシートの方が優しいですね。

なのでお尻が痛くならない2時間以内の走行だと

ダブルシートの方が快適で

足が快適になる事でペダルの操作も意のままに

操作出来るようになるので

単純にクロスカブ110の走りを楽しむ事に集中出来ます。

なので通勤や普段使いではダブルシートを使い

たまにツーリングに行く時には純正シートを使っています。

シートの仕様変更をスムーズに行うためにも

今回のような特殊な取付方を行った訳です。

 
 
 
 
 

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