GR COPEN ルーフスタビライザーの制作と取付 Vol.1

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NITTOエプトシーラー

今回はGRコペンのルーフスタビライザーを制作しますが

ルーフスタビライザーはドアスタビライザーのルーフ版で

一応、ボディ補強パーツなのですが

1分以内で簡単に作れるので

もっとも簡単にボディ補強が行えるアイテムです。

効能としてはドアスタビライザーと全く同じで

ルーフとAピラーの接合面積を大きくする事で

車体のボディ剛性が上がり

ステアリングを切った瞬間のレスポンスが良くなりますし

ルーフからのガタピシ音が消えます。

ちなみに今回取り付けるルーフスタビライザーは

先にドアスタビライザーを装着している事が前提ですよ。

今回用意したアイテムは

ニットー(ニトムズ)の厚み20mm 幅30mmのエプトシーラーで

自動車の部品としても使用されているシール材です。

ちなみにニットー以外のエプトシーラーも存在しますが

一番の違いはテープ部分の粘着力で

ニットーが圧倒的に強力でした。

アマゾン と 楽天市場 と  ヤフーの価格を参考にして下さい。

 

それではルーフスタビライザーを制作しますが

まずはエプトシーラーを正方形にハサミでカットして

それを2つ作ります。

30mm幅のエプトシーラーなので

縦横が30mmになりますね。

 
GRコペン(LA400)ルーフスタビライザー

次は角の部分をカットして8角形にしますが

2個とも全く同じ形、重さになるようにカットする事がもっとも重要です。

これでルーフスタビライザーの完成ですが

テーブル等に置いておくと

ゴミと思われ捨てられてしまう可能性が高いので

ルーフスタビライザーを保管する場合は厳重な扱いをして下さい。

 
GRコペン(LA400)ルーフとAピラーの接合部

それでは車体にルーフスタビライザーを取り付けしますが

まずはルーフを全開にするか半分だけ開いて

Aピラーとルーフの接合部分に触れられる状態にします。

 

ルーフスタビライザーを穴の中心に貼り付けます。

 
GRコペン(LA400)ルーフスタビライザー装着

ルーフを閉じる時には

ルーフの突起部分が上斜め方向から差し込む感じになるので

エプトシーラーが偏らないように

出来るだけ穴の中に押し込んでおきます。

 
GRコペン(LA400)ルーフスタビライザー装着左側

反対側も全く同じ作業を行いルーフを閉じますが

ルーフを閉じる時には

エプトシーラーの偏りを起こさない為にも

出来るだけ左右同時にロックを掛けます。

とにかくルーフとAピラーの接合面積を左右で同じにする事で

左右の剛性バランスを同じにする事が重要です。

 

数分経ってからルーフを開けてみると

どうしても上斜め方向から差し込む軌道なので

こんな感じでエプトシーラーが下側に向かって飛び出します。

 

飛び出したエプトシーラーを

穴の中に詰め込んで再びルーフを閉めれば

これで作業完了です。

 

コペン特有のルーフからのガタピシ音は

ドアスタビライザーを付ける事で50%程度は収まるのですが

このルーフスタビライザーを付ける事で

ほぼ100%防げるようになります。

逆にドアスタビライザーを付けずに

ルーフスタビライザーだけに頼ってしまうと

車体の捩れる力が全てルーフに掛かってしまうので

ドアスタビライザーを付けて

ルーフに掛かる捩れる力をドア部分にも分散させる事で

相乗効果が生まれます。

ルーフスタビライザーの唯一のデメリットとしては

そもそもハードトップのコペンは

ルーフを開いた時と閉じた時では

ボディ剛性が違ってくるのですが

それがより強く現れるので

厳密に言うとオープン時とクローズ時では

足まわりのベストなセッティングが

全く変わってくる事になります。

 

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