GR COPEN ショックアブソーバーの交換 Vol.1

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スーパースポーツショックアブソーバー40(48530-B240)

今回はGRコペンのショックアブソーバーを交換します。

普段は出来るだけ乗り心地が良い状態で走り

峠道やサーキットではサスペンションを引き締めて走りたい場合

減衰力の調整が出来るショックアブソーバーが必要という事で・・

今回用意したアイテムはDスポーツの

スーパースポーツショックアブソーバー40(48530-B240)で

前後共に40段階で減衰力の調整が出来ます。

アマゾン と 楽天市場 と ヤフー の価格を参考にして下さい。

 
スーパースポーツショックアブソーバー40(48530-B240)重量

スーパースポーツショックアブソーバー40と

GRコペンの純正ショックアブソーバーの重量を量りました。

左のフロント側は純正とほぼ同じ重量ですが

右のリア側のショックアブソーバーは

明らかに太くなっているので約350gほど重くなっています。

ちなみに減衰力の調整範囲は

最弱にするとGRコペンの純正ショックよりも明らかに緩くなるのですが

GRコペンの純正スプリングがギリギリ

揺れ戻しが無い程度に緩まるので

コペンとしては極上の乗り心地になりますし

減衰力を高めると

吊るしの車高調程度には引き締まるので

Sタイヤでサーキットを走る場合には物足りないのですが

ワインディングを攻めるには十分な減衰力を発揮出来ます。

なのでメジャーな社外品ショックで言うと

KYBのローファースポーツプラスに近いショックだと言えますね。

 
GRコペン(LA400)リアショックアブソーバー上部

それではまずリア側のショックから交換しますが

リア側はスプリングとショックが別体なので

比較的簡単に交換する事が出来ますよ。

トランクを開けて左右のリアショック上部にあるキャップを外し

ショックの頂点にあるナットを緩めておきます。

 
GRコペン(LA400)リアショック上部ナット外し方

14ミリの工具でナットを緩めますが

そのまま回すとロッドが供回りして緩められないので

ロッドの頂点部分をモンキーレンチ等で押さえながら

ナットを2周程度緩めておきます。

 
GRコペン(LA400)リアショック下部ナット

次は左右にあるリアショック下部のナットを

2周程度緩めておきますが

ボルトと供回りした場合は

右側のボルトの頭を押さえながらナットを緩めますが

ナットとボルトの両方とも17ミリの工具を使います。

そこそこ硬いので長い工具を使いたい所ですが

長すぎるとバンパーと地面の隙間で可動させるのが困難になるので

ほどほどの長さのが良いですね。

 
GRコペン(LA400)ホイール外し

これで左右のリアショックの上下のナットが緩まったので

ここからは片側ずつショックを交換していくので

左右どちらかのホイールのナットを1/4周程度緩めます。

 
GRコペン(LA400)油圧ジャッキアップ

油圧ジャッキかパンタジャッキを使い

サイドシルにあるジャッキポイントを使って

タイヤが少し浮くまで持ち上げてからホイールを外します。

パンタジャッキは倒れやすいのでお勧め出来ませんが

倒れないように横には外したホイールを敷いておきます。

 

ホイールを外した側のショックアブソーバー下部の所を

下からパンタジャッキを使って少しだけ支えます。

ちなみにコペンには1台だけパンタジャッキが積まれているので

互いに傷が付かないように

5ミリ厚程度のゴム板等を間に敷いて使います。

 
GRコペン(LA400)リアショック外し方

下からジャッキで支えながら

緩めておいたボルトナットを外すと素手で簡単に外せます。

持ち上げすぎても支えなさすぎても駄目なので

ショック下部にあるブッシュ部分が上下共に潰れないように

数ミリだけ下から支える状態にすると

ボルトに重みが乗らないので簡単に抜けますよ。

 

次はトランクルームから

ショック上部のナットを完全に外しますが

ナットが外れてしまうと下にショックが落ちるので

ナットが外れそうになったらショックを片方の手で

支えながらナット外すと下からショックを抜き取れますが

持ち上げているパンタジャッキを

低くするとスムーズに抜き取れます。

 

トランクルーム側の構成としては

一番上にある大きなワッシャーを外すと

下には大きなブッシュがあります。

 
GRコペン(LA400)リアショック上部

そのブッシュを外すとこんな感じで

下からショックが刺さっている状態になっています。

 
GRコペン(LA400)リアショック取外し

これで片方のショックアブソーバーが抜き取れました。

 

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