HONDA CBR650R レーシングスクリーンの製作 Vol.1

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PET樹脂板

今回はCBR650Rのスクリーンを製作します。

純正のスクリーンよりも高さのあるスクリーンを作る事で

より風防効果を高めると同時に

空気抵抗を抑えて加速性能を高めます。

使った素材はPETボトルと同じ素材の

ポリエチレンテレフタレートと呼ばれているエコロジーな素材で

厚さ1mmの450×600の透明な樹脂の板です。

ちなみに純正スクリーンに近い厚みになる

1.5mm厚の板を使っても良いのですが

変形させる時に力がいるので

固定させる時にボルト等に負担が掛かる為

ヒートガン等で温めて形を形成する必要があり

扱いが難しくなるので

今回は扱い安さと加工のしやすさから1ミリ厚のを選びました。

 
90111-KW3-003

スクリーンのボルトを裏側から固定している

ウェルナットなんですが

一度スクリーンを固定するとゴムが変形するので

新しいウェルナットを最低でも2つ用意しておくと

作業がスムーズになりますよ。

ホンダ純正の型番は90111-KW3-003

カウルの固定にも使っているウェルナットと同じです。

 

それではさっそく作業編ですが

まずは純正のスクリーンを外して部屋に持って帰るので

4つのキャップボルトを外してスクリーンを上に抜き取ります。

注意点としては下側の2つのウェルナットが

カウルに引っかかると思うので

カウルの隙間を少し開いて抜き取ります。

 

純正スクリーンからウェルナットを外して

樹脂板の右下の端にはみ出さないように置き

矢印の所に穴を開ける準備をします。

ここがもっとも重要な所なので

スクリーンが傾かずに置けているか

左右のネジ穴の位置を計って正しく置きます。

樹脂板の裏にます目付きのカッターマットを敷くと

分かりやすいですよ。

 

写真ではマジックで型が書かれていますが

スクリーンを置いたままで作業出来ます。

まずは千枚通しか穴あけ錐を使って

印の代わりに穴を開けます。

 

スクリーンを退かして穴を開けた所にドリルを使って穴を開けます。

1ミリ厚の樹脂板なので

ドリルを使わなくても簡単に穴が空きますが

ドリルを使う事でバリを出さずに穴を開けられます。

 

純正スクリーンの上に樹脂板を乗せ

赤矢印の先ほど穴を開けた穴とスクリーンの穴を

ウェルナット、あるいは適当な10ミリのボルトナットか

結束バンドを使って動かないように固定します。

次に純正スクリーンよりも高くなるように

板の左側を持って山折りになるように右側に寄せていき

好みの高さになるまで盛り上げ

青矢印の純正スクリーンの左側の穴に板を押し込んで

中心にマジックで印を打ちます。

この印の位置で仕上がりのスクリーンの高さが決まります。

基本的に高さの設定は自由ですが

純正スクリーンよりも適度に高くする事で

空気抵抗を軽減する事により最高速度が伸びるので

サーキットに適したスクリーンになります。

さらに高くしていけば高い風防効果を得られるので

ツーリングに適したスクリーンになります。

 

樹脂板からスクリーンの固定を外して

右側の穴から左側に付けた印が真っ直ぐ水平になるように

付けた印を修正します。

黒い点が先ほど付けた印だとすると

右の穴の中心から真っ直ぐ水平に伸ばした

赤の所に印を付け

先ほどと同じように小さい穴を開けてから

ドリルで10ミリの穴を開けます。

定規があれば穴の位置は修正出来ますが

写真のようにます目のあるマットの上に置いた方が簡単ですね。

 

残りの下側2つの穴は車体を使って直接合わせるので

車体に取付しやすいように上部と左側をカットします。

上部は穴を開けた位置から20ミリの所に線を引いて

ハサミでカットすると

純正スクリーンと大体同じ長さのスクリーンになりますが

好みに合わせて延長させる事も出来ます。

ただし、今回は1mm厚の板を使っている事もあり

延長させるのは最大でも20mmくらいにしておいた方が良いですね。

短すぎるのは問題ですが

長すぎても後からカットすれば問題ないので

基本的に長めにカットした方が失敗しないと思います。

左側は穴から5ミリ左の所を縦に真っ直ぐに

ハサミでカットします。

 

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