CBR1000RR-R ローダウンリンクロッドの取付 Vol.2

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CBR1000RR-Rリンクロッド比較

純正のリンクロッドが外れたので

ローダウンリンクロッドに入れ替えます。

この長い分だけ車高が下がります。

ちなみにボルトやナットが収まる凹みがある方が

車体の外側に向くように取り付けるので

表裏を間違わないように・・

 
リンクロッドボルト

まずはボルトのシャフト部分に

適当なグリスを薄く塗っておきます。

 

それではローダウンリンクロッドを取り付けますが

文字が書いてある方(左右に凹みがある方)を

車体の外に向くように取り付け

まずは左右どちらか片方だけのボルトを通します。

 

ジャッキの高さを少しずつ下げていきます。

 

ジャッキを下げていくと

いずれはリンクロッドの穴と車体側の穴が

一致するのでボルトを通します。

 

ボルトが通せたらジャッキはもう必要無いので撤去します。

 

車体右側にまわり

もう片方のローダウンリンクロッドを

文字(凹み)がある方を車体外側に向くように取り付けます。

 

仕上げにナットを締め付けます。

規定締め付けトルクは44N-mです。

拘るなら車体に跨がるか

車体左側からシートに体重を乗せながら

ナットを締め付ける事で1G締め付けが出来ますし

車体を沈ませる事でボルトに重みが乗るので供回りしなくなります。

この場合、ステップよりも工具が外に出ている方が

作業がしやすいので250ミリほど

エクステンションバーで延長させています。

 

リンクロッドでローダウンするメリット・デメリット

部品も比較的安く、簡単な作業で部品交換が可能な事からも

気軽にローダウンが出来る所がリンクロッド交換で

ローダウンをするメリットですね。

25ミリ前後はシート高が下がったと思われ

頻繁に停車する市街地では

圧倒的に扱い安くなったというか

もはや別の乗り物に思えるほど扱いやすくなりました。

デメリットはやはりレバー比が変わる事で

リアサスのバネレートが相対的に柔らかくなってしまう事ですね。

それでも写真のようにスプリングのプリロードを固める事で

ストリートで走る速度域では

ノーマル状態に近い乗り味までは持っていけます。

しかし、スプリング自体のバネレートが変わった訳ではないので

時速200Km/h以上の速度域では

路面からの入力に対してサスペンションが大きく動いてしまうので

車体のスタビリティに影響してしまいます。

なので、元々リアサスペンションを硬めで乗っている方や

サーキットを頻繁に走る方には不向きなアイテムだと思います。

 

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