HONDA CBR1000RR-R ショートスタンドの取付 Vol.2

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車体に新しいスタンドをセットして

裏からスタンドセンサーのボルトを通すと同時に

スプリングのボルトも同時に締め付けて行きます。

ちなみにスプリングは最後に取り付けるので

ここではボルトだけを取り付けます。

 

ちなみにスタンドセンサーにはこの出っ張りがあるので・・

 

スタンドのこの穴に入るように締め付けていく必要がありますよ。

 
タイヤ脱着工具

運が良ければそのまま締め付けると

自然に穴に出っ張りが入っていきますが

純正のスタンド以外では、まずそんな事は無いので

センサーの出っ張りが穴の位置に来たら

先の細いマイナスドライバーを隙間に突っ込んで

センサーの出っ張りが穴の位置で

キープ出来るように押さえながらボルトを締め付けます。

ボルトの締め付けトルクは10N-mです。

 

という事でセンサーと

スプリングのボルトが取付出来ました。

とりあえずセンサーの反対側にあるナットを固定しておきます。

ナットの締め付けトルクは37N-mです。

 

最後に付属のスプリングを

スプリングテンションツールを使って引っ掛けますが・・

 

純正と同じ向きでスプリングを固定すると

ここの部分がセンサーの角に干渉するので

逆向きで固定します。

 

するとこんな感じで問題なく取付が出来ますよ。

予めスプリングと接触するスタンドの部分に

適当なグリスを塗る事で動きがスムーズになります。

 
CBR1000RR-Rショートスタンド

という事でショートスタンドの取付が完了しました。

 
CBR1000RR-Rサイドスタンド接触面

これはやってもやらなくても良いのですが

ついでにサイドスタンドに関わる小技を行います。

スタンドは矢印の位置に接触するのですが

スタンドを跳ね上げた時の音が気になりませんか?

気になるようだったら右側の矢印の所に

クッションテープやゴム板を貼る事で

接触した時の音量を軽減出来るので

車両の高級感が増します。

 

今回は5ミリ厚のエプトシーラーを貼りました。

以上、スタンドにまつわる小技でした。

 
CBR1000RR-Rショートスタンド

実際にショートスタンドを使ってみると

地面に対しての角度もまるで専用設計のようでピッタリでした。

あと、足を引っ掛ける棒も大きめなので

スタンドを払う時の操作性も良くなります。

 

ただ、スタンド自体が太くなったことで

アンダーカウルの飛び出した所とのクリアランスが

かなり狭くなります。

走行中の振動等で接触する可能性があるので

スタンドのカウルに触れそうな部分に

ビニルテープ等を軽く巻いておくと安心ですね。

 
CBR1000RR-Rサイドスタンド角度

角度を調べてみると純正スタンドと比べて

2.5度ほど角度が寝ました。

このショートスタンドは20ミリほどローダウンする事を前提に

作られているので

タイヤ交換による10ミリ程度のローダウンでは

ノーマルの状態よりも若干角度が寝ているので

より安定した駐輪が出来るようになります。

10ミリ前後のローダウンなら純正スタンドを使い続けても

普段は特に危険な角度ではないのですが

強風や大きな地震が起きたときは

反対側に倒れる可能性があるので

ショートサイドスタンドを使っておけば安心です。

20ミリ以上ローダウンするリンクロッドを使って

ローダウンさせる場合はショートスタンドへの交換は必須で

純正のスタンドでは立ちすぎて危険な角度になります。

 
 
 
 
 

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